西条中央病院ニュースVo.l15 眼科のご案内 眼科部長 松岡美紀子
風がすっかり秋の気配を帯びてまいりました。訳あって地元である西条に帰ろうと決めたのが、昨年4月。早いもので、本年4月に西条中央病院に赴任してからもう半年、日に日に近づく祭りに心躍る私は、やはり西条っ子です。
当院眼科は、10年近く常勤医師が不在であり、非常勤医師による外来診療は行っていたものの、入院手術はすべて近隣医療機関や大学病院へお願いせざるをえませんでした。私の赴任が決まって以降、病院には格段のご配慮をいただき、手術機器、顕微鏡などの必要物品を一新。スタッフ教育も行い、6月から入院手術を開始しております。緑内障や網膜硝子体、専門性の高い涙道手術などはこれまでどおりご紹介となりますが、白内障をはじめ、翼状片や眼瞼の小手術などは当院にて施行することが可能です。
私の赴任と同時に、竹内視能訓練士が採用となりました。外来は一部レイアウトも変更し、これまで以上にスムーズで行き届いた診療ができるよう心がけております。午後も、毎日ではありませんが通常外来診療を行っております。引き続き、愛媛大学との連携もとっておりますので、何かありましたらご連絡いただければと思います。
来年度には、現在建設中の新病院棟が完成し、外来はそちらに移転となります。今後長く、患者さまのみならず地域の医療機関の信頼をいただける眼科を目指して、スタッフ一同頑張っていく所存です。どうぞ皆様のご協力をお願いいたします。