新人定例会だより(12月) ~メンタルヘルス研修と事例検討~
今回の新人定例会では、メンタルヘルス研修とグループに分かれて事例検討を行いました。
まず、メンタルヘルスについての講義を受け、新人看護師の約7割がリアリティショックを受けると言われていることを知り驚きました。1年目は理想と現実のギャップに衝撃を受けることや燃え尽き症候群になるリスクもあるため、ストレスと上手く付き合うことが大切だと感じました。自分の思考の癖を知ることや、ネガティブなことを前向きな言葉に変換すること、趣味や好きな事に時間を費やす、同期や先輩に相談するなど色々なストレス対処法があります。個々にあったメンタルヘルスケアの方法を見出し、万全な状態で看護ができるようにしていきたいです。
事例検討では、『転倒のおそれがある患者さんを身体拘束した事例』についてグループワークを行いました。今回の事例のように、やむを得ず抑制を行うという選択をしなければならない患者さんもいますが、身体拘束の3原則「切迫性」「非代替性」「一時性」が満たされているのか、本当に必要なのかを常に考えることが大切だと改めて感じました。
K4病棟 T.M