こんにちわ2020年5月号 発熱外来について 院長 髙田泰治
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。中国武漢で始まった世界的な大流行(パンデミック)はヨーロッパに拡がり、アメリカ合衆国で爆発的な感染拡大が起こりました。日本でも東京、大阪をはじめ都市部で感染爆発の兆しがあり、先月4月7日に緊急事態宣言が発令されました。
緊急事態宣言によって都市部で休業、休校、そして外出制限などの自粛要請が出されますと、地方に帰省する人が増え、西条市でもこれまで以上に感染のリスクが高まることが予想されます。
西条中央病院では先月4月10日から病院内での感染を防止するために発熱外来をはじめました。発熱のある方は、一般の患者さんとは別の場所で別の時間に診察を受けていただくために、正面入口で全ての受診者の熱を測り、37・5度以上ある方は、午後3時から旧病院の外来にて診察をすることに致しました。
病院は新型コロナウイルスの感染者が集まる可能性が高いので、できるだけ接触を避け、感染を予防するための処置ですので、誠にご不便、ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
発熱外来は新型コロナウイルスの感染が終息すれば、速やかに中止いたします。一刻も早く新型コロナウイルスに打ち勝つ日が来ることを祈ります。