こんにちわ2018年9月号 住宅型有料老人ホーム 「ココロココ西条」 院長 髙田泰治
西条中央病院では、ご承知のように平成27年12月に新病院棟が完成しました。この結果、病院の南側にある建物(3番館)が空きましたので、この建物を改修し、外部委託により住宅型有料老人ホームを運用することになりました。本年10月に50室を擁する住宅型老人ホーム「ココロココ西条」が出来上がる予定です。
住宅型有料老人ホームはサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とよく似ていますが、サ高住のような賃貸契約ではなく利用契約で入居する住宅です。サ高住は原則として自立した人が対象になりますが、住宅型有料老人ホームは特に入居条件はなく、自立している人から要介護度3~4程度の人まで入居できます。入居者には食事サービスや希望に応じて外部介護サービスが提供されます。また訪問介護や訪問診察も受けることができます。当院の敷地内の古い建物を改修しましたので入居費用を安く抑えることができました。自活できなくなった1人暮らしの高齢の人が入居すると非常に便利だと思います。当院の運営ではありませんが、当施設を利用したいという方がいましたら紹介いたしますので患者支援センターまでお知らせください。
当院は、地域包括ケアシステムを見据えて、病院と介護施設あるいは訪問介護との連携を深めて、医療を提供した後も患者さんがこの地域で安心して暮らせるように配慮したいと考えています。