こんにちわ2017年1月号 謹賀新年 院長 高田泰治
新春の候、年頭にあたり謹んでご祝詞を申し上げます。当院が新しい年をつつがなく迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご支援、ご厚情のお陰と心よりお礼申し上げます。
西条中央病院は昭和29年4月に創立して以来、地域医療ならびに救急医療に貢献して参りましたが、特に昭和61年6月に救急告示病院の認可を受けて以来、西条市の2次救急病院輪番制の一翼を担うとともに、平成25年8月からは東予東部小児2次救急輪番制にも参加し、小児救急医療にも積極的に取り組んで参りました。ここ数年は救急車搬送件数が毎年1,100件を越えています。このような当院の長年にわたる救急医療活動が評価され、1昨年に救急医療功労者愛媛県知事表彰を受け、続いて昨年は救急医療功労者厚生労働大臣表彰を受賞しました。
当院は新病院棟が完成し、より快適な療養環境のもとで、より充実した医療を提供できる体制が整いました。しかし、地域偏在による医師不足のため、当院においてもマンパワーは厳しい状況が続いています。このような状況ではありますが、今回の受賞を励みとして、引き続き地域の救急医療を守るため努力を続け、皆様のお役に立つように全力を尽くしたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。