医療機関向け広報誌「まんなか」号外 ACSホットライン
心疾患の多い季節の変わり目もACSホットラインにお任せ!
西条市の急性冠症候群に対し、平日24時間対応を実現するため2020年7月にスタートした、ACSホットラインの現状をお届けします。
ACSホットラインの4年間の実績データを分析しました 【2020年は7月~12月の6か月分】
ACSホットラインは年間30件前後で推移しており、半数以上でCAG/PCIが施行されました。時間帯は診療時間外が多く、病名としては約半数が急性心筋梗塞、約1/4が心疾患以外でした。また依頼元で一番多かったのは、救急隊からのコールでした。
現在は、循環器内医5名と内科医1名、非常勤医師1名の計7名でACSへの対応をおこなっています。特定の医師へのご相談もOK!皆さまのACSコールをお待ちしております。
特殊な機器紹介
【ロータブレーター】
ロータブレーターは、ミクロダイヤモンドが埋め込まれた先端部の高速回転により、硬い石灰化病変を的確に削り取ることができます。柔らかい健常な血管内壁部分は削らない仕組みにより損傷を与えにくくなります。
【ダイヤモンドバック】
ダイヤモンドバックは高速回転する遠心力でより広い範囲を大きく削ることができ、また前方向だけでなく後方向に引いた際も削ることができるのが特徴です。