女性医師としての働く環境
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Q:まずは自己紹介をお願いします
循環器内科の森弥華といいます。 卒後 6年目です。
Q:当院に入職したきっかけを教えてください
きっかけは、(医局の)人事移動ですね。
私の場合、高知から来たので愛媛の医療事情が全くわからず、研修まで高知にいて3年目で愛大(愛媛大学附属病院)に入局したので、医局からここ(当院)ですと言われて、はて?(どんな病院だろう?) って思いながらですね(笑)
Q:当院内科の特徴について教えてください
当院は一般内科もあるので、一般内科としての幅広い診療を行いながらも循環器内科だったり 糖尿病内科だったりそれぞれの専門の科もあるので、それぞれの科が高い専門性を保ちつつ一般内科も行いながら、専門的な治療も行っているというのが特徴的だと思います。
あと、他の病院にないこととすれば、長期療養病棟も併設しているので、救急病院としての救急医療だけではなくて、退院できなかったり、施設入所できなかったりといった患者さん方の慢性期医療も担っているというのもかなり大きな特徴かなと思います。
Q女性医師としての働きやすさはどうですか?
特に、ライフイベントがない限りはあんまり変わらないとは思いますが、ただ女性であれば出産とか育児とかでライフイベントが変わることが多くあるので、女性医師はそれが変わってしまった時に両立できるかっていうのが大きな問題になってくると思うのですが、当院の場合は、ライフワークバランスが保てるように病院全体として当直やオンコール制度の免除をして貰ったり、シフト調節をして頂いたりなど、積極的に女性医師としてのキャリアが保てるようにサポートしてくれる体制があるのはありがたいと思います
Q:妊娠して働き方などは変わりましたか?
かなり 融通をつけてくれる病院じゃないかなとは思います。
私もそんなにまだ医者経験が短いので、たくさんの病院に行ったわけではないですが、マンパワーなどの面で当院は決してマンパワーがある病院とは言えない状態でも、育児のために早く帰ったり、当直をできなかったり、定時で帰りたいドクターに対して、他のドクターのサポートありきなのですが調節して頂いているというのはありがたいなと思います。
相当大事にして貰っていて、外来の数がすごく減ったり、救急車の対応などは今妊娠中でほぼ免除になっているのでありがたいです。
Q:当院の内科で働いてよかったことは?
先ほども少し話したように、私は循環器内科なのですが循環器内科の診療と、一般内科の診療もしているので、循環器内科だけの疾患ではなく、一般内科の幅広い疾患を診ることができるっていうのはすごく若手の医師にとっては勉強になることだと思います。後は、カテーテル の件数や、ペースメーカーの手術件数も多いので若手のドクターでも、そういった手技の症例を沢山積めるのは、すごく魅力的だなと思います。
あと、当院は消化器内科や呼吸器内科はないのですが、愛媛大学の方から専門医が外勤で来て下さっているので、自分の専門外の疾患に対しても、そのような先生のサポートを受けることが出来るので、専門外の疾患を診る時も心強いのは大きなメリットだと思います。
Q:福利厚生に関して教えてください
福利厚生に関してはまず家賃補助や、職員用借上げマンションがあるので遠方から通うドクターや、単身赴任されているドクターにとってはありがたい制度なのかなと思います。後は、院内の中に病院食堂、売店、パン屋さんなどもあるので日常の日々の生活の中で、お店があるとか食事をしっかり取れるっていうのはすごくありがたいなと思います。後は、病院が綺麗です(笑)。
Q:医局の居心地はどうですか?
医局もすごく 建物自体は古いですけど、一人ずつきちんと椅子があるのと、仕切られた空間が設けられているので4~5人ずつのグループでの部屋になっているので過ごしやすいです。トップレベルの快適さだと思います。(笑)
研修医の時は、すごく大きな病院だったのですが、1フロアに2~300人のドクターが、並んでいるようなところだったので、あんまり話もできず、休憩もできず・・・(汗) 常にみんなの目がある感じだったので・・・
今は女子部屋だけなので過ごしやすいです。
Q:就職希望者の方へメッセージをお願いします
いろいろな病気を診ることができ、手技も積めて、急性期から慢性期まで幅広く診ることもできるので、そういった意味では診療の面白さがすごく詰まっている病院だと思います。